現在、防音工事を手がける企業は数多くありますが、防音性能の確保には、施工方法や使用する材料、設計段階での性能予測など、いくつもの要素が関係しており、各社の方針によって仕上がりに差が出やすい分野です。
「どれくらい音が遮られるのか」を明確に示すには、実測による数値での評価が重要となります。 当社では、JIS規格に基づく遮音性能測定法を採用し、工事前には予測性能のご説明、工事後には実測による確認を行い、ご納得いただける品質管理を徹底しています。
目に見えないからこそ、防音工事前に数値でしっかりご説明させていただき、性能保証数値を設定し施工完了後も 想像以上に良かったと喜んでいただけるよう、高い防音性能を目に見える形でご理解ご納得いただいております。
防音性能の保証において、特定の周波数帯(たとえば500Hzや1kHz)のみを対象とした数値が契約書に記載されるケースもあります。しかし実際には、楽器音や生活音は広い帯域にわたるため、限られた音域だけの数値保証では、十分な遮音効果を感じにくい場合があります。 CALMO防音では、JIS A 1419 に準じた測定方法を採用しつつ、500Hz・1kHzに限らず、実際の使用環境を想定した遮音性能を総合的にご説明し、ご納得いただいた上で保証値を設定しています。「数値が書いてある=安心」と思われがちですが、その中身や基準をしっかり確認することが大切です。 実際に、当社へご相談いただくお客様の中には、こうした評価基準の違いから「想定よりも音が漏れてしまった」と感じられる方もいらっしゃいます。防音性能に対する理解と納得を深めていただけるよう、CALMO防音では事前の丁寧なご説明を重視しています。
『JIS A 1419 に準じた』測定とは決められた周波数(音域)【125Hz・250Hz・500Hz・1k・2k・4k】を計測し決められたグラフに当てはめて評価するので先程の 一部の周波数(500Hz・1k)保証というのは元来ありえないのですが、防音・遮音では1番安易に音が止めやすい音域、性能が出やすい音域が有り、それが一部の周波数(500Hz・1k)なので一部のみ保証するという契約書になるのです。 そういった防音会社には一部の音域以外の(125Hz・250Hz・2k・4k)での契約書による保証はできないのか?『JIS A 1419 に準じた』測定ならば一部ではなくすべて保証するのが通常ではないのか?をお尋ねください。
厳格な測定方法である『JIS A 1419 に準じた』測定方法がある一方で、業界内では各社ごとに独自の評価基準が使われることもあります。同じ「D-55等級」や「Dr-55等級」と表記されていても、測定条件や評価方法の違いにより、実際の遮音性能には差が生じる場合があります。CALMO防音では、JIS規格に準じた測定法を採用し、できる限り客観性と再現性の高い方法で性能を評価・ご説明しています。
防音工事の効果を正確に評価するには、幅広い周波数帯域での遮音性能を測定し、その数値を明示することが重要です。ただし現状では、業界全体として測定方法や評価基準に明確な統一がなく、契約書などに記載される遮音等級が同じであっても、実際の遮音性能に違いが生じることがあります。 CALMO防音では、500Hz・1kHzといった中心的な帯域だけでなく、低域から高域(125Hz〜4kHz)まで含めたJIS A 1419 に準じた測定方法に基づき、実測データをもとに性能予測を行っています。 施工前後で「想像と違った」ということが起きないよう、測定基準や保証内容についても、契約前に丁寧にご説明し、ご納得のうえでご契約いただいております。 防音工事会社を比較・検討される際は、価格や実績だけでなく、どの周波数帯までを対象に保証しているか、測定方法がJIS規格に準じているかどうかも、大切な確認ポイントのひとつとしてご覧いただくことをおすすめします。
CALMO防音はマンションでの平均遮音性能は上下左右の隣住居において 「D-70~75等級」以上』、保障数値という面では「D-70等級」を保障いたします。 戸建では平均遮音性能が「D-55~60等級以上」以上で、性能保障数値は「D-55等級」を保障いたします。もちろん測定方法や保証についても『JIS A 1419 に準じた』測定 1/1オクターブバンド毎【125Hz・250Hz・500Hz・1k・2k・4k】すべての周波数(音域)で保証しております。
OUR SERVICE
新築戸建て・リフォーム防音工事すべてをプランニングから施工、メンテナンスに至るまで全ての工程を長年、防音工事を専門に行ってきた作り手が自ら行います。 ただ「音を小さくする部屋を作る」ではなく、「作り手がお客様と接することで見えてくるもの」「お客様が作り手と話すことで生まれるもの」を大事にしております。
内装材からサッシにいたるまで、全てがフルオーダーとなります。
そのため大手企業のように防音施工は委託した別の会社ではないため、年間限られたお部屋しか形にすることができません。
価格が安くなると、「ちゃんと効果が出るのかな?」と不安になる方も少なくありません。
CALMO防音では、プランニングから工事完了まで自社一貫で対応しており、他社への外注費や中間マージンが発生しません。また、仕上げ材の一部自社生産、独自ルートでの資材調達、大量仕入れによるコスト効率化、そして何より防音専門の技術者による丁寧な施工により、品質を保ちながら価格を抑える工夫を重ねています。
「この内容でこの価格?」と驚かれることも多く、適正価格で納得のいく防音工事をお届けできることが、私たちの強みです。
防音室づくりの費用には、施工そのもののコストだけでなく、外部への委託費や広告宣伝費など、さまざまな費用が含まれることがあります。
CALMO防音では、企画・設計・施工をすべて自社で行っており、不要な中間コストを極力省くことで、より手の届きやすい価格で防音室をご提供したいと考えています。
防音ショールームでの体験やお見積もりだけでも構いません。ぜひ、お客様が思い描かれている防音室の構想をお聞かせください。
ABOUT ROOM
ピアノ・ドラム・管楽器・弦楽器・ホームシアター・リスニングルームの防音室では、壁・天井・床の遮音・防振構造(浮遮音層)が必ず必要となります。なぜなら、音は床・壁・天井に入射した音が躯体(建物)に伝わり隣室・隣住居に放射するためです。
【↑防音室断面図】のように、浮いている空間を造ることにより室の音は勿論、振動も減衰させる防振構造として内側の遮音部分と既存の遮音部分により、総合的な遮音性能を出す構造とします。
実際に行われる防音工事ではD値(空気音の遮音性能)対策として室内の音を外に逃がさないために壁を厚くし、内と外の壁の間に‘空気層’を設けます。また、窓や扉などの密閉性を高めます。
特にマンションなどの上下左右の住居と隣接している場合においては、防振設計で最も重要なのが防振浮床支持に使う防振ゴムと遮音材の面密度です。
カルモ防音では、防音性能の高い防音室を造る場合、固有振動数10Hz程度の防振ゴムを選定します。固有振動数10Hz程度の防振ゴムを選定する理由は、建物本体に振動を伝えない為です。
遮音とは全く正反対の吸音工事も防音室にはかかせません。吸音とは自分の出した音を出来るだけ壁・天井で吸収させて自分に返ってこないようにする方法で、実際には吸音材(音を吸い込む材料)を壁・天井にはり吸音効果を高めます。音響障害(フッラターエコー・ブーミング)を防ぎます。
「音」とは音源から発したエネルギーが空気中に振動(音波)となって伝わり、人の耳の鼓膜を振動させ、それが脳を通じて知覚されます。
音の波が1秒間に何回上下するかを数値にしたものが「周波数」といいHz(ヘルツ)であらわします。
ピアノ・ドラムや楽器以外を含め、人間の耳に聞こえる周波数の範囲は約20Hz~2kHzで周波数の少ない音は低音、多い音は高音となります。
音の強さや大きさは音波の振幅に関係します。音のエネルギーの大きさと音波の振幅の大きさは物理的な量で把握され「音の強さ」といいdB(デシベル)で表します。
「音の大きさ」とは人の感覚として感じられる量を示すものであるため、エネルギーの大きさだけでなく周波数によってもことなります。周波数が高くなると少ないエネルギーでも大きく聞こえます。
EXPERIENCE ROOM
防音を言葉や数値で説明するのは、とても難しい事だと日々感じています。そのため、カルモには防音室体験ルームがあります。となりの家に居る感覚で壁に耳を付けて音を聴いたり、室内でピアノを弾いたり楽器を鳴らし、防音室内と室外で「音がどのように聞こえなくなるのか」を実際の防音室で体験して下さい。
「どういった構造なのか」等、お客様の疑問・質問にたいしてご説明させていただきます。
カルモ従業員が思う居心地の良い空間を形にしました。カルモ従業員の理想を形にした防音室体験ルームに是非お越し下さい。
LIRHT PLAN
プロ仕様の防音室までは必要ないけど防音はしておきたい方にオススメです。
ご自宅でのテレワークや環境の変化により生活音や近隣の騒音など、音に関して気を使わなければならないことも、気にしなければならないことも増え、日々、音にストレスを感じることや悩まされることも多くなりました。
そういった環境を変えるライト防音室をカルモ防音がオーダーメイドで作りあげます。
快適に過ごせるように6帖一部屋に限り180万円でご提供します。
ORDERMADE
防音工事は安くありません、大きな買い物です。
今まで多くの防音室を造って来ましたが、初めての方、一生に一度というお客様がほとんどです。そのため、床の材質や色、壁紙、照明計画など細かいところにまでこだわりをもっておられます。
カルモはお客様のこだわりをできる限り形にしたいと思っています。
漠然としたイメージでも、まだ検討中の方も一度ご相談下さい!これまでの防音工事実績をもって、様々なアドバイスをいたします。
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